新・数学の学び方 の読書会ページ
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新・数学の学び方 著者:小平 邦彦 出版社:岩波書店 (2015年01月28日頃) ISBN-10:4000054708 ISBN-13:9784000054706
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.2 の気になるフレーズ 代数ではまた対数計算と開平法を習った。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-13 23:08:07 |
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P.14 の気になるフレーズ 『代数学』を勉強したときの経験によると、はじめはわからない証明も繰り返しノートに写して暗記してしまうと何となくわかる、少なくともわかったような気になる。わからない証明を暗記するまで繰り返しノートに写す、というのが数学の一つの学び方であると思う。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-13 23:29:07 |
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P.56 の気になるフレーズ 有名な学者が書いた有名な教科書でも間違いが紛れ込んでいることはまれではない。教科書が間違っていることに対して到底許されないことのように反応する人がときどきいるが、そのような態度では(学界の中でも外でも)社会で生きていくのが難しいであろう。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-15 00:04:45 |
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P.86 の気になるフレーズ 統計やシミュレーションの名のもとに大量に供給されるデータは往々にして、使用したモデルが不適切でほとんど無意味だったり、あるいは誤解を与える情報を大量に含んでいます。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-25 06:39:39 |
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P.106 の気になるフレーズ 曲面が3次元空間の中でどのように曲がっているかを表す曲率が、実は曲面の内在的なものである、という発見をガウスはTheorema Egregium(驚異の定理)とよびました。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-22 23:40:13 |
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P.116 の気になるフレーズ しかし、私を指導教官に選んだ学生たちは、東大大学院入試に失敗し他大学の大学院に行った人たちを含めて、多くが生産的な数学者になっている。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-24 05:52:36 |
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P.119 の気になるフレーズ 反対に、数学者の頭の中で何かができて、それを他人にわかるように日常語で表わして論文にする仕事も楽ではない。私は、はじめて論文を書く学生に、この過程に数学的結果を得るための時間の数倍は必要だといってきかせるが、学生ははじめ信じない。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-24 06:07:08 |
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P.128 の気になるフレーズ 論語の為政篇に「子曰、学んで思わざれば則ち罔し、思うて学ばざれば則ち殆し」とある。吉川幸次郎の注によれば、「罔し」は「混乱を来たすばかり」とある。学ぶとは、他人の考えをまねること、思うとは自ら思索することである。日本の教育、特に最近の中学、高校の教育は学ぶことにばかり重点がおかれて、思うことがおろそかにされているように思われてならない。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-24 06:32:27 |
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P.155 の気になるフレーズ パソコンのために、数理科学好きな少年少女の数学問題へのアプローチが変り、変質するかもしれない。それは、望ましい方向への変質ばかりではないだろう。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-25 06:03:23 |
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P.224 の気になるフレーズ あえていえば、不完全でも納得のゆく証明には、最後には完全な意味をつけることができると信じてよい。 総コメント数:1 投稿日時:2015-04-25 06:11:26 |