トム・ジョウンズ の読書会ページ
トム・ジョウンズ 著者:フィールディング 出版社: (2009-08-18) ISBN-10:4003221125 ISBN-13:9784003221129
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意見、感想、コメントなど
P.162の気になるフレーズ
そこでまず余はすべての作者に、あり得ることあるいは可能性の範囲をこえぬよう、また、人間のなし得ないことはまた人間によってなされたと信ずることも不可能なことを常に銘記されるよう、要望してもさしつかえなかろうと考える。おそらくこのように信じられたために古代異教の神々の多くの物語は生まれた。
総コメント数:1 投稿日時:2017-06-06 10:21:46
気になるフレーズへのコメント
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怪異の趣向についての驚くべき長い章 トム・ジョウンズが出版されたのは1749年。ちょいちょい差し挟まれるフィールディングの文芸論が古めかしくて結構面白い。でもこの文芸論は面白くない部分を挟むことによって対照の働きで本筋の物語をより面白く見せるテクニックらしいです。(フレーズそのままではないですが、このようなことがやはり文中にて語られます。) 投稿者:kukka55 投稿日時:2017-06-06 10:21:46 |