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NO. 00018332 DATE 2024 04 24

モーパン嬢 上 の読書会ページ

モーパン嬢 上(9784003257456)

モーパン嬢 上

著者:Gautier,Théophile,1811-1872 井村,実名子,1935-

出版社:岩波書店 (200610)

ISBN-10:4003257456

ISBN-13:9784003257456

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P.149 の気になるフレーズ

それでもなお、心の奥で秘かな声がぼくを責める。真実の恋に背いて、こんなふうに愛してもいない女の微笑みにあっさり捉まってしまうのか、世界中を経めぐり、修道院、悪所、宮殿、旅籠屋を捜しまわり、王女であれ女中であれ、修道女であれ浮気女であれ、ぼくのために生れ、神がぼくに定めた女性をどこまでも求めて行くべきではないのか?

総コメント数:2 投稿日時:2020-04-12 07:00:33

P.153 の気になるフレーズ

今やぼくは薔薇色夫人の公認の愛人だ。

総コメント数:1 投稿日時:2020-04-12 07:06:53

P.182 の気になるフレーズ

何が足りなくてロゼットはその女性になれないのか?――ぼくがそうと信じるだけでいいのに。

総コメント数:1 投稿日時:2020-04-13 06:28:39

P.208 の気になるフレーズ

二人の関係にはまだ切れた横糸は見えないが、あちこちにもつれた結び目ができて、縦糸もきちんと揃っているとは言えない状態だ。

総コメント数:2 投稿日時:2020-02-22 19:57:32

P.213 の気になるフレーズ

──こんなロゼットを見て、ぼくはすでに彼女の愛人であって、これから愛人になる身ではないことが口惜しかった。

総コメント数:2 投稿日時:2020-02-22 19:59:50

P.230 の気になるフレーズ

──これほど退屈しなければ、退屈な男でもないだろうし。

総コメント数:2 投稿日時:2020-02-23 14:45:13

P.245 の気になるフレーズ

──ぼくをぼく自身から引き離すものなら何でも有益だ。

総コメント数:2 投稿日時:2020-02-23 14:51:59

P.253 の気になるフレーズ

細めに開いたドアから入ってきたのは、誰あろう、煩悶するダルベールの恋人、ロゼット姫その人であった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-04-14 06:05:40

P.257 の気になるフレーズ

あの人、先にわたしを捨てるほど強くはないのよ。それにほんとの意味の愛はなくても、快楽の習慣に馴染んでしまったので、今は別れたくないらしいわ。別れられない一番の理由はそれよ。――わたしが手を貸さなければ、最後の審判の日まで、いえ、もっと先まで、うんざりしながらもまじめにわたしと付きあえる人なの。

総コメント数:1 投稿日時:2020-04-14 06:18:38

P.259 の気になるフレーズ

──わたしは気高い心を持って生まれました。でも愛されないことほど、人を堕落させるものはないわ。

総コメント数:2 投稿日時:2020-02-23 17:44:15

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