巫女 の読書会ページ
巫女 著者:Lagerkvist,Pär,1891-1974 山下,泰文,1944- 出版社:岩波書店 (200212) ISBN-10:4003275721 ISBN-13:9784003275726
|
意見、感想、コメントなど
P.76の気になるフレーズ
大体、老女は誰のことも本当に良くは言わなんだが、およそ人の欠点には鋭い目を持っておったわい。なんせ、若くて、経験もなかったもんだから、わしが老女を通して抱いた世界像はいびつで、ひん曲がっておった。(中略)わしらは、真実なんていう知識を、こんな風に、本来一番信じていない者から知らされ、一番きらっているものに無意識に引きずりまわされるもんじゃ。
総コメント数:1 投稿日時:2019-11-27 18:32:41
気になるフレーズへのコメント
1 |
悲観的だけど 自分の子どもだった頃を思い起こすと、頷ける部分もあるフレーズだなぁと思います。子どもにとっては、やっぱり、悪意みたいなものの方が強烈なんですよね。 投稿者:kukka55 投稿日時:2019-11-27 18:32:41 |