巫女 の読書会ページ
巫女 著者:Lagerkvist,Pär,1891-1974 山下,泰文,1944- 出版社:岩波書店 (200212) ISBN-10:4003275721 ISBN-13:9784003275726
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意見、感想、コメントなど
P.162の気になるフレーズ
でも、その時にわしらはもう柱廊を走り抜けて本殿そのもののなかに入っておった。そして、今でも思い出すが、友が、危険と興奮にもかかわらず、その時最初に考えたことは履いておった草履を脱ぎ、わしにも履き物を、さもなければきっと忘れておったことじゃろうが、何がなんでも脱ぐようにさせたことじゃった。実にあの人らしい、そう、神の、わしの、小柄な友らしいことじゃったわい。何よりも先ずここが聖なる部屋であることを思い出すなんて。
総コメント数:1 投稿日時:2020-01-04 08:18:55
気になるフレーズへのコメント
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本当の信仰心
このフレーズに下僕の本当の信仰心を感じました。 投稿者:goodbook 投稿日時:2020-01-04 08:18:55 |