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里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く の読書会ページ

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く(9784041105122)

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里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

著者:藻谷 浩介/NHK広島取材班

出版社:KADOKAWA (2013年07月)

ISBN-10:4041105129

ISBN-13:9784041105122

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P.270の気になるフレーズ

日本で「デフレ」といわれているものの正体は、不動産、車、家電、安価な食品など、主たる顧客層が減り行く現役世代であるような商品の供給過剰を、機械化され自動化されたシステムによる低価格大量生産に慣れきった企業が止められないことによって生じた、「ミクロ経済学上の値崩れ」である。従ってこれは、日本経済そのものの衰退ではなく、過剰供給をやめない一部企業(多数企業?)と、不幸にもそこに依存する下請企業群や勤労者の苦境にすぎない。そしてその解決は、それら企業が合理的に採算を追求し、需給バランスがまだ崩れていない、コストを価格転嫁できる分野を開拓してシフトしていくことでしか図れない。

総コメント数:1 投稿日時:2016-11-08 05:57:39

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気になるフレーズへのコメント

1

過剰供給の体質から抜け出すのは大変。

企業が過剰供給の体質から抜け出すのは、まだまだ時間がかかりそうですね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2016-11-08 05:57:39