古都 の読書会ページ
古都 著者:川端,康成 出版社:新潮社 (196808) ISBN-10:4101001219 ISBN-13:9784101001210
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意見、感想、コメントなど
P.101の気になるフレーズ
「それでええのやないか。北山杉みたいな子は、そらもう可愛いけど、いやへんし、いたとしたら、なんかの時に、えらいめにあわされるのとちがうやろか。木かて、まがっても、くねっても、大きなったらええと、お父さんは思うけど……。こない狭い庭の、あのもみじの老木を見てみ。」
「千重子みたいなええ子に、なにお言いやす。」と母は少し気色ばんだ。
「わかってる。わかってる、千重子が真直ぐな娘なのは……。」
千重子は中庭に顔を向けて、しばらくだまっていたが、
「そのもみじみたいな強さ、千重子には……。」
総コメント数:2 投稿日時:2019-07-14 10:38:36
気になるフレーズへのコメント
1 |
プレッシャー 「ええ子」って言われるのも「強い子」って言われるのもプレッシャーなんですよね。 投稿者:kukka55 投稿日時:2019-07-14 10:38:36 |
2 |
親の期待
親の期待は、大きなプレッシャーになりますね。 投稿者:goodbook 投稿日時:2019-07-15 07:21:32 |