自宅で参加できる読書会
NO. 00012470 DATE 2024 04 24

古都 の読書会ページ

古都(9784101001210)

古都

著者:川端,康成

出版社:新潮社 (196808)

ISBN-10:4101001219

ISBN-13:9784101001210

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P.57 の気になるフレーズ

 京は大きい都会としては、木の葉の色がきれいである。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 20:36:48

P.89 の気になるフレーズ

 あの時の植物園の楠木の並木も、芽立ちの花のような美しさには、少しおくれていたのだったろう。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 20:54:49

P.101 の気になるフレーズ

「それでええのやないか。北山杉みたいな子は、そらもう可愛いけど、いやへんし、いたとしたら、なんかの時に、えらいめにあわされるのとちがうやろか。木かて、まがっても、くねっても、大きなったらええと、お父さんは思うけど……。こない狭い庭の、あのもみじの老木を見てみ。」
「千重子みたいなええ子に、なにお言いやす。」と母は少し気色ばんだ。
「わかってる。わかってる、千重子が真直ぐな娘なのは……。」
 千重子は中庭に顔を向けて、しばらくだまっていたが、
「そのもみじみたいな強さ、千重子には……。」

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-14 10:38:36

P.158 の気になるフレーズ

「わたしは、お嬢さんの幻影に会うたんどすか。千重子さんの幻影と話したんどすか。祇園祭には、幻影があらわれるんどすか。」しかし、秀男は「思う人」の幻とは言わなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-13 11:25:58

P.173 の気になるフレーズ

「あの帯屋さん、織屋さん、お嬢さんに、えろう、あこがれといやすな。うちも女のはしくれやさかい、ようわかりましたえ。」

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-13 11:42:19

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