パルムの僧院 下 の読書会ページ
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パルムの僧院 下 著者:スタンダール 出版社:新潮社 (2005年07月) ISBN-10:4102008020 ISBN-13:9784102008027
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意見、感想、コメントなど
P.60の気になるフレーズ
言葉をなさない叫び声、憤怒の発作、痙攣的動作があったが、涙は出なかった。彼女が召使を下げたのは、涙を隠すためであった。一人になればわっと泣きだすだろうと思っていた。しかし大きな苦痛に何よりも慰めである涙は、全然出てこなかった。怒り、憤激、大公に対する屈辱感が、この高慢な魂をいっぱいにしていた。
総コメント数:2 投稿日時:2018-07-12 13:58:47
気になるフレーズへのコメント
1 |
泣けない女 こういうリアルな感情の描き方に魅力を感じます。 投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-12 13:58:47 |
2 |
これは後が怖い・・・
泣いて何かため込んだものを発散させるというのは聞いたことがあります。 投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-13 06:37:20 |