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オリヴァー・ツイスト(9784102030073)

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オリヴァー・ツイスト

著者:チャールズ・ディケンズ/加賀山 卓朗

出版社:新潮社 (2017年04月28日頃)

ISBN-10:4102030077

ISBN-13:9784102030073

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P.713の気になるフレーズ

『オリヴァー』は彼の作品中、群を抜いて気鬱な本であり、いくつかの意味でいちばん苛立たしくもある。それでも、最終的にその不恰好なところが、大らかで色彩豊かな作品全体に、誠実さのひと筆を加えている。

総コメント数:1 投稿日時:2018-06-09 09:34:40

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気になるフレーズへのコメント

1

ほんとにその通り

一冊の本の印象をこんな風に端的に表現できるとカッコイイですね。
ご都合主義とか戯画的すぎとかつっこみどころ満載で、古臭いっちゃ古臭いディケンズの作品になぜ惹かれるのだろうと思っていましたが、この解説を読んで、どの物語の根底にもある作者の誠実さがその理由なんだなと気付かされました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-06-09 09:34:40