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ナイン・ストーリーズ(9784102057018)

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ナイン・ストーリーズ

著者:J・D・サリンジャー

出版社:新潮社 (1974年12月24日頃)

ISBN-10:4102057013

ISBN-13:9784102057018

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P.278の気になるフレーズ

「ぼくは両親に対して非常に強い親近感を持ってる。つまり、彼らはぼくの両親だし、ぼくたちみんながめいめいの調和やらの一部をなしている」と、テディは言った「ぼくは両親に生きてる間は楽しい時を過してもらいたい、彼らは楽しく時を過すことが好きだから。……しかし彼らはぼくやブーパーを――ブーパーってのは妹だけど――そんなふうには愛してくれないんだな。つまり、あるがままのぼくたちを愛することはできないらしいんだ。ぼくたちをちょっとばかし変えないことには愛せないらしい。彼らはぼくたちを愛すると同時にぼくたちを愛する理由を愛しているんだ。いや、理由を愛してるときが大部分だな。そういうのは感心しないよ」

総コメント数:1 投稿日時:2020-05-13 06:04:31

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気になるフレーズへのコメント

1

愛する理由を愛している

このフレーズ、そうなのかもしれないと思わされますが、一方で、
ここまで分析して生きるのって、つらいんじゃないかなとも思います。

これを子どもに言われたら、子どもと今後どう接していけばいいか悩みそうです。

投稿者:goodbook 投稿日時:2020-05-13 06:04:31