自宅で参加できる読書会
NO. 00023603 DATE 2024 04 25

アンナ・カレーニナ 下巻 の読書会ページ

アンナ・カレーニナ 下巻(9784102060032)

アンナ・カレーニナ 下巻

著者:Tolstoy,Leo,1828-1910 木村,浩,1925-1992

出版社:新潮社 (201210)

ISBN-10:4102060030

ISBN-13:9784102060032

意見、感想、コメントなど

気になるフレーズの投稿一覧

気になるフレーズを書き込む

<< 前へ  1 | 2 | 3  次へ >>  

P.391 の気になるフレーズ

キチイの性格には、一般的に不自然なところやよけいなものは、ほとんどなかったのであるが

総コメント数:1 投稿日時:2017-11-11 20:04:22

P.411 の気になるフレーズ

と、急にリョーヴィンは、この二十二時間過してきた神秘的な、恐ろしい、この世ならぬ世界から、たちまちもとの住みなれた世界へ、しかし、いまや新しい耐えがたいほどの幸福の光に輝いている世界へ、舞いもどって来たような気がした。

総コメント数:1 投稿日時:2017-12-13 06:55:04

P.496 の気になるフレーズ

これまでけんかしたまま一日を過したということは一度もなかった。きょうがはじめてであった。しかも、今度はけんかではなかった。これこそ愛情がすっかり冷めたことの明らかな兆候であった。

総コメント数:1 投稿日時:2017-12-15 07:01:19

P.586 の気になるフレーズ

有機体、その崩壊、物質の不滅、エネルギー保存の法則、進化――彼の以前の信仰にとってかわったのはこれらの言葉であった。これらの言葉と、それに結びついた観念は、知的な目的のためにはひじょうによいものであった。しかし、この人生のためにはなにひとつ役立たなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2017-11-11 20:10:00

P.594 の気になるフレーズ

リョーヴィンは、私とはなにものであるか、なんのために生きているのか、ということを考えると、その答えを見いだすことができなくて、絶望におちいった。しかし、もうそれを自問しなくなったときには、私とはなにものであり、なんのために生きているかということも、なにかわかっているような気がした。

総コメント数:1 投稿日時:2017-11-11 20:13:27

P.609 の気になるフレーズ

もし善が原因をもったら、それはもはや善ではないのだ。もしそれが結果として、報酬をもてば、やっぱり善とはいえないのだ。したがって善とは原因結果の連鎖を超越したものなのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-11-11 20:22:21

P.616 の気になるフレーズ

ぼくたちはなにか新しい、自分たちだけのものを考えだしたいんだよ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-12-18 05:47:42

P.641 の気になるフレーズ

『諸君は戦争が絶対に必要だとお考えですか? よろしい。では戦争を主張するものは、先頭の特別部隊に編入して、襲撃にも、突撃にも、全軍の戦闘に立たせよう』

総コメント数:1 投稿日時:2017-11-11 20:29:05

P.660 の気になるフレーズ

この新しい感情は、おれが空想していたように、急におれを変えてもくれないし、幸福にもしてくれず、そうかといって、心の内部を照らしてもくれなかった。(中略)しかしこの感情は、やっぱり知らずしらずのうちに、苦しみといっしょに、おれの魂の中へはいりこんできて、そこにしっかり根をおろしてしまったんだ。これからもおれは相変らず、御者のイワンに腹を立てたり、相変らず、議論をしたり、とんでもないときに自分の思想を表明したりするだろう。(中略)そして相変らず、おれは自分の恐怖のために妻を責めたり、すぐまたそれを後悔したりするだろう。(中略)しかしいまやこのおれの生活は、おれの生活全体は、おれにどんなことが起ろうといっさいおかまいなしに、その一分一分が、以前のように無意味でないばかりか、疑いもなく善の意義をもっていて、おれはそれを自分の生活に与えることができるのだ!

総コメント数:1 投稿日時:2017-12-19 05:55:23

P.674 の気になるフレーズ

人間心理の微妙なニュアンスを、その人間を取りまく自然描写によって暗示する手法を駆使したり、人体の一切の秘密を熟知し、心理的な動きを肉体的な運動で表現するという天賦の才を発揮している。

総コメント数:1 投稿日時:2017-12-20 05:42:32

<< 前へ  1 | 2 | 3  次へ >>