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嵐が丘 の読書会ページ

嵐が丘(9784102097045)

嵐が丘

著者:Brontë,Emily,1818-1848 鴻巣,友季子,1963-

出版社:新潮社 (200307)

ISBN-10:410209704X

ISBN-13:9784102097045

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P.607の気になるフレーズ

ヒースクリフは一度だけ部屋にあがっていって、キャシーにリントンの遺書を見せたそうです。リントンは自分の持てる動産の一切と、彼女の持っていた動産のすべてを父親にゆずると書いていました。あの情けない坊やは、伯父が死んで従姉がここを離れていた一週間のあいだに、脅かされたかなだめすかされたかして、そんなものを書いたのでしょう。まだ未成年ですので、土地については手をつかねていました。しかし、ヒースクリフ氏は、亡妻ひいては彼自身の相続権のもとに、土地も要求しまして、現在は手中におさめております――合法的なのだと存じますよ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-11-27 05:25:07

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気になるフレーズへのコメント

1

ヒースクリフの念願成就?

たぶん、ヒースクリフが描いていた復讐は、これで成就したんでしょうね。
話の流れから言って、
ヒースクリフはこの結末をかなり前から思い描いていたんでしょう。
緻密に計算し、復讐を遂げてしまうとは、ヒースクリフの執念は凄いと思います。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-11-27 05:25:07