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吃音(9784103522614)

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吃音

著者:近藤 雄生

出版社:新潮社 (2019年01月31日頃)

ISBN-10:4103522615

ISBN-13:9784103522614

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P.175の気になるフレーズ

晴渡が小学校に入学する前に、私は言ってしまったことがあったんです。『学校でまねされたり、馬鹿にされたりするかもしれない』と。晴渡が突然ショックを受けたりしないように、また、一緒に乗り越えていこうというつもりで言ったのですが、それがかえって晴渡自身に吃音を意識させ、苦しめていたのだろうことがあとになってわかりました。後に晴渡は私にこう言ったんです。『ママから、学校で馬鹿にされるかもしれないって聞く前は、そういう風には思ってなかった』と

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-06 13:47:41

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子供を信じてみる

親は先回りして、子どもに起こるであろう苦しみ、悲しみをどうにか除いてやろうと
頑張ってしまいがちです。でも、この話から、そんなことはほとんど必要ないと思いました。子供は子どもで苦しみ、悲しみを乗り越えていくもの。
もちろん、子どもからSOSが出ている場合は対応する必要がありますが、基本的には
親にできることは子どもを信じて見守ること、それしかできないのかもしれません。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-04-06 13:47:41