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あの素晴らしき七年 の読書会ページ

あの素晴らしき七年(9784105901264)

あの素晴らしき七年

著者:Kerrett,Etgar,1967- 秋元,孝文,1970-

出版社:新潮社 (201604)

ISBN-10:4105901265

ISBN-13:9784105901264

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P.37の気になるフレーズ

イスラエルで生まれたその日からきみは、過去数世紀にわたってヨーロッパで起こったことは一連のポグロム(ユダヤ人虐殺)にほかならないということを教わり、常識が指示するにもかかわらず、そこで得た教訓は腹の中でわだかまり続ける。それは不愉快な感情で、いつも現実によっていくぶん肯定される。

総コメント数:2 投稿日時:2018-07-29 14:26:00

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気になるフレーズへのコメント

1

「恨み」は後世に伝えるべきものなのか

日韓関係のニュースなどを見たり、各地の紛争について耳にする度にいつも思うのは、自分たちにアメリカを恨むような教育がなされなくて本当に良かったなということです。
客観的に過去に起こった不幸な出来事を伝えることが可能なら、それは同じ過ちを繰り返さないための人類共通の教訓として生かされると思います。でも現実にそういう教育がなされている国はほとんどないでしょう。大人は教育を自分の「恨み」という感情のはけ口にし過ぎです。ただでさえ、「恨み」という感情を持つことは本当に不幸なことなのだから、直接関係のないものまで子どもたちに背負わせるのは本当によくないと思います。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-29 14:26:00

2

より良い未来へ

そうですね。
真実は真実として知っておくべきだと思いますが、どうせなら、
教育はそれをよりよい未来につなげられるようにしてほしいものです。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-30 05:31:30