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さよならまでの読書会 : 本を愛した母が遺した「最後の言葉」 の読書会ページ

さよならまでの読書会 : 本を愛した母が遺した「最後の言葉」(9784152093905)

さよならまでの読書会 : 本を愛した母が遺した「最後の言葉」

著者:Schwalbe,Will 高橋,知子,英米文学翻訳家

出版社:早川書房 (201307)

ISBN-10:4152093900

ISBN-13:9784152093905

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P.233の気になるフレーズ

わたしたちきょうだいは子どものころから、感謝ということを厳しくしつけられてきた。母方にすてきなおばが三人いるがいずれも、プレゼントを送れば、すぐに礼状が返ってきて当然だと考えている。もし届かなければ、一族全員――いとこから、またいとこまで全員――に、感謝の念を欠いたことを知られ(中略)、あちらこちらから非礼を指摘される。礼状は通り一遍のものであってもならない。心をこめて具体的なことをつづり、贈られた品について書いていることがわかる文面にしなければならない。それゆえクリスマスの午後と言えば、礼状書きの時間だった。子どものころは、この作業がいやでたまらなかったが、病院で母が笑顔で感謝の言葉を口にしているのを見ていて、母が何をわたしたちに教えようとしていたのか気づいた。つまり、感謝と言うものには多大な喜びがあるということだ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-17 18:50:00

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気になるフレーズへのコメント

1

感謝を示すこと

なんか、このフレーズを読んで反省させられました。
もちろん、プレゼントをもらったら「ありがとう」という言葉は言いますが、
通り一遍になってたなと。
やっぱり、ありがとうと言う時は心をこめて行う必要がありますね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-17 18:50:00