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アーダ〔新訳版〕 下(9784152097118)

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アーダ〔新訳版〕 下

著者:ウラジーミル・ナボコフ/若島 正

出版社:早川書房 (2017年09月21日頃)

ISBN-10:4152097116

ISBN-13:9784152097118

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P.274の気になるフレーズ

私は時間のない空間は想像できないが、空間のない時間は充分に想像できる。「時‐空間」――まさしくハイフンがインチキ臭くみえる、あのおぞましいハイブリッド。空間が大嫌いでも時間は大好き、という人間がいてもおかしくはない。

総コメント数:4 投稿日時:2018-04-03 09:14:08

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気になるフレーズへのコメント

1

おぞましいハイブリッド

「プリウス」のおかげで市民権を得た気がする「ハイブリッド」という言葉。確かに、○○と××のハイブリッド種とか聞くと、なんかインチキ臭く感じるかも。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-04-03 09:14:08

2

空間のない時間

「空間のない時間」
これはあまり想像したことがなかったですね。
ナボコフは面白いことを言いますね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-04-04 07:50:13

3

蠅と人間の時間

端折ってしまったのですが、このフレーズの前にある部屋の空間は蠅にとっては広大かもしれないけれど、そこにいる人間に叩き落される瞬間は、蠅にとっても人間にとっても同じ一瞬なんだ。というような事が書いてあって、このフレーズに続きます。
物語の本筋からはすこし寄り道してる感じですが、私もナボコフの時間論は面白いと思いました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-04-04 09:29:10

4

難しい…

『ある部屋の空間は蠅にとっては広大かもしれないけれど、そこにいる人間に叩き落される瞬間は、蠅にとっても人間にとっても同じ一瞬なんだ。』の後に、『私は時間のない空間は想像できないが、空間のない時間は充分に想像できる。』と続くわけですか…。
うーん、どういうことでしょう?

これはナボコフをもう少し理解しないとわからないかもしれませんね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-04-05 06:18:58