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逆さに吊るされた男 の読書会ページ

逆さに吊るされた男(9784309024820)

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逆さに吊るされた男

著者:田口 ランディ

出版社:河出書房新社 (2017年11月10日頃)

ISBN-10:4309024823

ISBN-13:9784309024820

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P.77の気になるフレーズ

「けっきょく、外の風景は見えなかったのね」
「一瞬も。見えませんでした」
「がっかり。残念だわ」
「あれは、あんまりだと思いました」
「囲いで隠されたことが?」
「違います。行きすぎた警備に、です」
押し殺したYの声は震えていた。
「私はもう十八年も、拘置所にいるんです。刑務官の人たちは日々の私のことを見て、私の言動を知っている人たちなんです。私がどんな人間か、彼らが一番わかっているはずなんですよ。それなのに、まるで、私が裁判中に暴れ出して逃走でもするかのような、そういう扱いでした。十八年、私が自らの言葉と態度で示してきたことは全く考慮されていなかった」

総コメント数:1 投稿日時:2018-05-12 12:23:44

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気になるフレーズへのコメント

1

どんなことをしても死刑囚

やはり死刑囚ですので、厳重警備は世間的にも行う必要があるのでしょう。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-05-12 12:23:44