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NO. 00010475 DATE 2024 03 28

読書実録 の読書会ページ

読書実録(9784309028293)

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読書実録

著者:保坂 和志

出版社:河出書房新社 (2019年09月27日頃)

ISBN-10:4309028292

ISBN-13:9784309028293

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P.131 の気になるフレーズ

私はいちいち筆写などせず必要箇所をコピーして貼っていけば私はもっと整然とした進め方ができるだろう、ここにかぎらず読書実録の全体がそうだが筆写に時間がかかることで私はその箇所を筆写する前と筆写が終わって自分の文章を書きはじめる時とで考えが変わっている、多くの場合はかかった時間のために次に何を書くつもりでそこを筆写したか忘れている、筆写が終わった時点でまたそこから考えなければならなくなる。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 07:54:45

P.180 の気になるフレーズ

私ははじめてここを読んだ頃、私は男たる者、挫けそうな気持ちに鞭打って社会に出て戦っているのだから、戦わないヤツを許せないのだと思っていた、私は長いあいだそう考えていた、ホントはそうではないんじゃないか、男たる者、社会に出て戦うのは、
(1)社会に出ない、戦わない生き方のロールモデルがいない、
しかしいたとしても、
(2)戦わないのは不安で戦ってる方が安心である、
ということなんじゃないか。カフカが言ってるのはそういうことだ。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:02:55

P.208 の気になるフレーズ

書き写しをしているとかつて読んだ文が活性化するのだ、ただ目と頭だけで読むのより書き写しをする方が文が文を喚び起こす、記憶のどこかに仕舞いこまれていた文が新しい力を得て、出たくてうずうずする。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:07:21

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