自宅で参加できる読書会
NO. 00020330 DATE 2024 04 25

アメリカーナ の読書会ページ

アメリカーナ(9784309207186)

アメリカーナ

著者:Adichie,ChimamandaNgozi,1977- くぼた,のぞみ,1950-

出版社:河出書房新社 (201610)

ISBN-10:4309207189

ISBN-13:9784309207186

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P.289 の気になるフレーズ

オビンゼはふたたびスリランカかバングラデシュの女性のことを、抜け出したばかりの深い悲しみを秘めたその面影を思い浮かべ、母親のこと、イフェメルのこと、そして自分のために描いてきた人生のことを思った。そして自分がさしあたり送っている、仕事と読書でうわべを取り繕い、パニックと希望をやりすごす人生のことを思った。こんなに孤独に感じたことはなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-21 05:57:10

P.320 の気になるフレーズ

なぜ壊してしまったんだろう? 母親なら悪魔の仕業だといいそうだ。イフェメルも悪魔を信じたかった、自分以外のもののせいにしたかった、悪魔が心に入り込んで、大切にしていたものを壊すよう仕向けたのだと思いたかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-25 06:29:06

P.377 の気になるフレーズ

イフェメルは彼に強く惹かれた。面白いと思ったのだ。彼のなまりが好きだった。それはウォロフ語とフランス語がどっぷり混じった英語だった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-26 06:15:12

P.386 の気になるフレーズ

彼はまたハンク教授に「なんでいっつも人種のことを話さなければいけないんですか? われわれはただの人間ってことにはなれないんですか?」という。そこでハンク教授は「それがまさに白人特権階級なんだよ、そういえることが。人種がきみにとって現実に存在しないのは、それが障害になったことがないからなんだ。(中略)」と答える。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-27 06:14:46

P.468 の気になるフレーズ

ダイクがやってきて初めて停電が起きたとき、ブルルルル、ウィーンウィーン、キーンとUPS(無停電電源装置)が立てる音に彼はびっくり。「ええっ、なにこれ、火災報知器みたいだよね?」
「ちがうの、それはテレビがクレイジーな停電で壊れないようにする装置よ」
「そっちのほうがクレイジーだ」といったけれど、数日後には停電が起きると、自分でフラットの裏手へ行って発電機のスイッチを入れるようになった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-28 05:47:12

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