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教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 の読書会ページ

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」

著者:内田,良

出版社:光文社 (201506)

ISBN-10:4334038638

ISBN-13:9784334038632

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.22 の気になるフレーズ

2000年以降、学校安全の主眼は、「不審者対策」と「震災対策」にあった。とりわけ2000年代については、「学校安全」はときに「不審者対策」の代名詞となっていた。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-21 05:30:07

P.75 の気になるフレーズ

率直にいえば、今日の巨大化・高層化には歯止めをかけるべきだと考える。「感動」「一体感」「達成感」こそが教育として重要であるというならば、けっして高さや大きさを求める必要はない。1段や2段であっても、一致団結したダイナミックな演技は可能であり、そこで「感動」「一体感」「達成感」は十分に得られるはずである。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-20 06:49:47

P.80 の気になるフレーズ

殺人事件では、加害者の53.6%が親族である。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-21 05:34:44

P.96 の気になるフレーズ

被虐待の子どもにとっては、「ありがとう」などとはとても言えない状況が、家庭内でたびたび繰り返される、あるいは常態化している。そうした子どもたちに保護者への感謝を強要するのは拷問のようなものである。
しかも、子どもたちはそこから逃れることはできない。まだ、「おうちに帰ったらちゃんと家族に『ありがとう』と言いなさい」というだけであれば、強制はされるけれども、そこから逃げるチャンスがある。だが、2分の1成人式は、クラスあるいは学年全体で集団としておこなわれる。公開の場において、感謝が強制されるのである。

総コメント数:3 投稿日時:2017-01-25 06:06:34

P.151 の気になるフレーズ

すべての先生がというわけではないが、多くの先生は、保護者のリアクションを大いに気にしている。とりわけ、新しいことを始めたり、これまでやってきたことをやめたりする際には、保護者がどういう意見を言ってくるかを先取りし、思い悩む。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-21 05:57:24

P.233 の気になるフレーズ

2010年に入ってから全柔連では二村氏らの尽力により、頭部外傷の予防を中心とした安全対策の取り組みが開始された。事故防止の施策は、数多くある。公認指導者資格制度の確立、学校現場向けの指導教本の作成、さらにはそれらを統括する安全指導プロジェクト特別委員会の設置などである。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-22 05:42:21

P.240 の気になるフレーズ

たとえばサッカーで選手どうしがぶつかって、その直後に一人が頭痛を訴えたとしよう。このとき、身体は元気だししっかりと立てているからといって競技に復活させるのは危険ということになる。教育現場では、しばしば本人の「やる気」を尊重してしまい、そのまま続行させることがありうるだけに十分な留意が必要である。

総コメント数:1 投稿日時:2015-10-20 05:18:45