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初恋 著者:イヴァン・セルゲーヴィチ・トゥルゲーネフ/沼野恭子 出版社:光文社 (2006年09月) ISBN-10:4334751024 ISBN-13:9784334751029
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意見、感想、コメントなど
P.26の気になるフレーズ
令嬢は、腰をおろして赤い毛糸の束を取り出すと、自分の前にある椅子に座るよう私を促し、一生懸命毛糸の束をほどいては私の両手にかけていきます。そうするあいだ一言もしゃべらず、おかしなほどゆっくり振る舞っていましたが、軽く開いた唇には相変わらずほがらかでいたずらっぽい笑いを浮かべています。それから、ふたつに折り曲げたトランプの札に毛糸を巻きつけだしたと思ったら、不意に澄んだまなざしを素早く投げてよこしたのですが、それがあまりにもまぶしくて、思わず目を伏せてしまいました。
総コメント数:3 投稿日時:2020-03-04 14:37:37
気になるフレーズへのコメント
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映画みたい 主人公の初恋の相手ジーナと『痴人の愛』のナオミをつい比べてしまいます。数人の男性を侍らせて楽しんでる感じが似てるからでしょうか。でも、真剣に誰かに恋することができるジーナの方が随分魅力的に感じます。 投稿者:kukka55 投稿日時:2020-03-04 14:37:37 |
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いいな、初恋
この光景を思い浮かべると、すごくいいです。 投稿者:goodbook 投稿日時:2020-03-05 06:41:32 |
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ね いいですよね~ 投稿者:kukka55 投稿日時:2020-03-07 18:07:53 |