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カラマーゾフの兄弟(1) の読書会ページ

カラマーゾフの兄弟(1)(9784334751067)

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カラマーゾフの兄弟(1)

著者:フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/亀山郁夫

出版社:光文社 (2006年09月)

ISBN-10:4334751067

ISBN-13:9784334751067

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P.26の気になるフレーズ

じっさいフョードルは一生をとおして芝居を打ち、人前で急に何か思いがけない役どころを演じるのが好きだった。しかも大事な点は、ときとしてなんの必要もないのに、たとえば今度の場合のようにそれが自分の損になるとわかっていてなおかつ芝居を打つのである。もっともこういう性向というのは、べつにフョードルひとりに限られたものではなくて、非常に多くのきわめて知的な人々にもしばしば見うけられるものだ。

総コメント数:5 投稿日時:2019-02-19 06:25:52

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気になるフレーズへのコメント

1

必要もないのに芝居すること

これが「非常に多くのきわめて知的な人々にもしばしば見うけられる」。
なんとなく、わかるようなわからないような。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-02-19 06:25:52

2

わかるようなわからないような

なんか、でもこういうおじさんいますよね。
正直、比べると新訳より旧訳を気に入ってしまうことが多いんですが、これは新訳の方が断然良いと思いました!

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-02-19 09:46:58

3

自分の周りにはいないかな

へー、こんなおじさんがいるんですね。自分の周りでは思いつきません。
今後、注意してみてみよう。

「これは新訳の方が断然良い」
そうですか。今度旧訳も見てみようと思います。
ちなみに、旧訳はどの本を読まれましたか。
よろしければ、教えてください。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-02-20 05:40:01

4

岩波の米川 正夫訳で読みました

よく考えてみたら、自分の父親がわりとこんな感じかも知れないです。岩波はとにかく読みにくくて、今調べてみたら新潮の原 卓也訳が良いみたいですね。
新訳は読み易いので話の面白さに集中できる感じなんですが、名前の呼称のシチュエーションや間柄による変化がかなりばっさりと割愛されていたり、わかりやすいけど物足りない部分もあります。私は次は新潮で読んでみたいです。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-02-20 09:59:05

5

あ、岩波ね

「岩波はとにかく読みにくくて」
確かに、岩波って敷居が高い気がしますし、実際読みにくいんですね。
なるほど。
「名前の呼称のシチュエーションや間柄による変化がかなりばっさりと割愛されていたり、わかりやすいけど物足りない部分もあります。」
へー、新訳ではこういうことがあるんですね。
旧訳と新訳を比べてみたことがないんですが、こういう読み方も面白いですね。
ちなみに、手元に新潮版があるのですが、
新潮版と光文社版でこのフレーズの箇所の翻訳を比べた結果、
あまり違いはありませんでした。
たぶん、紹介してもらった岩波版は結構違うのでしょうね。
今度、調べてみたいと思います。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-02-21 05:32:24