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月と六ペンス 著者:ウィリアム・サマセット・モーム/土屋政雄 出版社:光文社 (2008年06月) ISBN-10:433475158X ISBN-13:9784334751586
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P.357の気になるフレーズ
ヨーロッパでは大の鼻つまみだったストリックランドが、この遠隔の地ではそうではない。思いやりの心で迎えられ、奇行や気まぐれを寛容に受け止めてもらっている。この地でもやはり(土地の人にもヨーロッパ人にも)変わり者とみられているのは同じだが、それはあくまでも変わり者の一人という意味だ。世界は変人でいっぱいで、変人は変なことをする。それが当然と受け止められている。人はなりたいものになるのではなく、ならざるをえないものになる――ここの人々はたぶんそう思っている。
総コメント数:1 投稿日時:2020-07-02 05:56:44
気になるフレーズへのコメント
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世界は変人でいっぱい
自分は常々「普通の人」なんていないと思っている。 投稿者:goodbook 投稿日時:2020-07-02 05:56:44 |