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読書の腕前 の読書会ページ

読書の腕前(9784334786618)

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読書の腕前

著者:岡崎武志

出版社:光文社 (2014年10月09日頃)

ISBN-10:4334786618

ISBN-13:9784334786618

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.192 の気になるフレーズ

もともと絵本作家は男性、しかも中年以降の年代が圧倒的に多い。彼らが絵本に託したものを、いま中年男性が読むと、よく理解できるのではないかと前出の石丸さんは見る。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-10 05:34:18

P.199 の気になるフレーズ

漫画のいいところは、多少説明やセリフが難しくたって、絵を見ていれば、だいたいのストーリーがわかることだ。ト書きやスピーチバルーン(吹き出し)で、ひとつかみに文字情報を理解する業にも長けてくる。これは意外とバカにならない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 05:17:51

P.213 の気になるフレーズ

しかし、ヘレン・ケラーや野口英世の伝記といった、親や教師が薦める「良い本」よりも、「悪い本」のほうが記憶に強く残っているし、与えられた影響も大きい。ここに読書のおもしろさがある。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 05:36:01

P.214 の気になるフレーズ

鏡をいくら凝視していても、「自分」なんて見えてきやしない。「自分」を見つめる手がかりは、読書こそにある。真剣にそう思う。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 05:43:43

P.215 の気になるフレーズ

良いものも悪いものも含めて、とにかく力まかせに量を消化していくことで、自分のなかで「質」の判断基準が生まれる。最初から、教師や作家の薦める百冊、なんてリストを片手に、それだけを順に読んでいくというのでは、読書のほんとうのおもしろさを味わうことはできない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 05:49:13

P.243 の気になるフレーズ

最初に対談でその作家と出会うことは、作品を読む前の「素振り」のような効果があったと、いまにして思うのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 05:54:01

P.251 の気になるフレーズ

文学の海を抜き手を切って泳ぐように読みはじめると、ときに名作と言われる作品でも、どこがいいのか理解できないものにぶつかる。自分は文学に向いていないのだろうか、と自信を失うこともあった。
そんなときは、いつも庄野潤三に帰っていく。すると、「ああ、これだ」「これだ、これでいいのだ」と納得する。間違いなく、これはどう考えてもいい、としか言いようのない世界がそこにあった。こんなに強いことがあるだろうか。背伸びして挑戦した文学に、手をひねられて惨敗したときも、庄野潤三という力強い味方がついている――そのことが私を勇気づけた。
庄野潤三、それは私にとって「読書の水準器」だ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 06:08:23

P.257 の気になるフレーズ

一人で本を読んでいると、作品名や作家名などを間違ったまま思いこんでしまうことがある。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-11 06:21:08

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