自宅で参加できる読書会
NO. 00012952 DATE 2024 04 17

リカ の読書会ページ

リカ(9784344404397)

リカ

著者:五十嵐,貴久,1961-

出版社:幻冬舎 (200310)

ISBN-10:4344404394

ISBN-13:9784344404397

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P.225 の気になるフレーズ

「看護婦たちが退いたのは、リカの外見を恐れたためじゃない。彼女たちが本能的な恐怖を抱いたのは、リカの体臭に対してだった」
「体臭?」
「すさまじい臭いだったらしいぜ。極端な話、腐った卵に酢を混ぜたような臭いだったそうだ。本人にも自覚はあるらしく、強い香水をかけていたようだが、余計に臭いがきつくなるってわけだ。その体臭が、看護婦たちを脅えさせたというんだな」

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-08 05:39:29

P.241 の気になるフレーズ

「かりかり、かりかり」
亜矢が私の足を抱きながら言った。そのとき、私の耳にもその音が聞こえた。何かを引っ掻くような音。何かを齧るような音。ドアの向こうから聞こえてくる音。

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-08 05:47:56

P.304 の気になるフレーズ

「おばちゃんがきた。しらないおばちゃん。いっしょにおしろ、つくったの」

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-09 06:11:53

P.320 の気になるフレーズ

「実はお嬢さんの背中に赤いペンキが塗られていまして」

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-09 06:14:54

P.361 の気になるフレーズ

なぜならこの女の中にあるのは、自分にとってのみ心地よく、自分にとってだけ都合のいい風景だからだ。その他の現実にあるすべての事象を、この女は夾雑物として絶対に受け入れない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-09 06:27:53

P.398 の気になるフレーズ

「その時のことを、意識が戻った時のことを考えると」

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-09 06:34:34

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