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NO. 00014099 DATE 2024 04 25

炎の塔 = The Tower of Flame の読書会ページ

炎の塔 = The Tower of Flame(9784396634735)

炎の塔 = The Tower of Flame

著者:五十嵐,貴久,1961-

出版社:祥伝社 (201507)

ISBN-10:4396634730

ISBN-13:9784396634735

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P.219 の気になるフレーズ

光二にも彼らの心理状態は想像できた。百階から六十九階まで徒歩で降りろと指示されても、火災を自分の目で見ていない以上、危機意識が低くなるのは当然だ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 05:36:32

P.270 の気になるフレーズ

「プールそのものの設営を担当しているジャパンランドという会社に問い合わせたところ、プールには百トン以上の水量があるということです」
「その水を使って火を消すと?」
そうです、と雅代が大きくうなずいた。

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 05:41:42

P.298 の気になるフレーズ

馬鹿野郎、と突き放した男が通路に座り込む。並んでいた者たちが目を逸らした。面倒事に関わりたくないと思っているのだし、自分でなくて良かったと胸を撫で下ろしているのだ。それが人間の本質なのかもしれない。

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 05:46:55

P.306 の気になるフレーズ

放ってはおけない。制止するため、夏美はボールルームの出入り口に立って周囲を見回した。
だが、誰も動かなかった。泣き、喚き、叫んでいた者の多くがその場にうずくまっている。意外だったが、そういうものなのかもしれない。彼らはすべてを諦めたのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 05:52:07

P.321 の気になるフレーズ

夏美は顔を上げた。目から涙がひと筋流れる。うつむいて首を振った。
「……怖いんです」

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 05:56:36

P.384 の気になるフレーズ

消防士としては最も非力だが、今必要なのは力ではない。知識と経験、そして、それを生かす知恵だ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-07-15 06:01:29

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