資本主義の終焉、その先の世界 : 「長い二一世紀」が資本主義を終わらせる の読書会ページ
資本主義の終焉、その先の世界 : 「長い二一世紀」が資本主義を終わらせる 著者:榊原,英資,1941- 水野,和夫,1953- 出版社:星雲社 (201512) ISBN-10:4434212818 ISBN-13:9784434212819
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P.51の気になるフレーズ
進歩の概念は「人間主義・道徳主義の時代たる18世紀に支配的となったものである。したがって進歩とはなによりも啓蒙・教養・自律・教育・道徳的完成を意味した」(シュミット『中立化と脱政治化の時代』、一九二九年、二〇六頁)のです。ところが一九世紀、二〇世紀になって「経済的思惟や技術的思惟の時代においては、進歩が経済的・技術的進歩を意味する」(前掲書、二〇七頁)ようになったのです。
総コメント数:1 投稿日時:2016-03-14 06:18:49
気になるフレーズへのコメント
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進歩の対象が変わる?
進歩の対象として、人間の心よりも物が支配的になっていったのですね。 投稿者:goodbook 投稿日時:2016-03-14 06:18:49 |