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誠実な詐欺師 の読書会ページ

誠実な詐欺師(9784480422484)

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誠実な詐欺師

著者:トーベ・ヤンソン/冨原眞弓

出版社:筑摩書房 (2006年07月)

ISBN-10:448042248X

ISBN-13:9784480422484

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P.9の気になるフレーズ

人びとは〈人間みたいな〉特質を犬に押し付ける。気高さとか愛想のよさとかいったものを。犬は口をきかず、人間にしたがう。でも、わたしたち人間をじっくりと観察して知りつくし、わたしたちのみじめさを嗅ぎつけてしまった。それなのにあいかわらず人間につきしたがう。この信じがたい事実をまのあたりにして、驚き、感じいり、うちのめされるべきなのだ。わたしたちを軽蔑しているのか。赦してくれているのか。それとも、責任をひきうけずにいるのが性にあうのか。わたしたちには知りえない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-20 11:22:03

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犬と人間

うちにいるチワワでも、全力で噛んだら人間に血が出るほどの怪我を負わせることもできるのに、それは敢えてしない。爪を切ったり、歯を磨いたり嫌なことをすると唸ったりもするけれど、我慢していたり。
11年一緒に暮らしていても、何を考えているのかわからないことも多くて、でも愛着を感じてくれているのが確かに伝わってくるときもある。
考えてみると犬と人間というのは不思議な関係だと思います。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-07-20 11:22:03