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「本をつくる」という仕事 の読書会ページ

「本をつくる」という仕事(9784480815347)

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「本をつくる」という仕事

著者:稲泉 連

出版社:筑摩書房 (2017年01月25日頃)

ISBN-10:4480815341

ISBN-13:9784480815347

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P.136の気になるフレーズ

かつて本には物理的な寿命、それもわずか数十年という寿命があった、と言えば意外に思われるかもしれない。

総コメント数:4 投稿日時:2017-05-09 06:30:13

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気になるフレーズへのコメント

1

昔、本の寿命は短かった

本にたった数十年という寿命があったとは知りませんでした。
それも1980年代という最近まで解決していなかったとは。

投稿者:goodbook 投稿日時:2017-05-09 06:30:13

2

面白そうな本

気になるフレーズ満載の本ですね。物理的なということは印刷技術とか紙自体の品質の問題だったのでしょうか?

投稿者:kukka55 投稿日時:2017-05-31 11:20:46

3

原因は硫酸バンド

この本によると、紙の製造に使われる酸性物質「硫酸バンド」という成分が原因だそうです。紙の製造工程で「ロジン」というインクの滲みを防ぐ物質を紙に定着させる役割を持つ成分だそうです。
この「硫酸バンド」のせいで、19世紀後半以降の本はボロボロになったとか。
逆に、19世紀後半より前の本は、「硫酸バンド」は使っていなくて、無事だったそうです。

Kukka55さんの言うとおり、気になるフレーズ満載の本だと思います。
この本を読んで、1冊の本にいろいろな人の思いや努力が込められるいるのだなと
つくづく感じました。本を大切にしなければならないなと。
本に足向けて寝られませんね(笑)。

投稿者:goodbook 投稿日時:2017-06-03 05:51:41

4

優れた容器

ありがとうございます。勉強になりますね。ブラッドベリの『華氏451度』で「本は優れた容器である。」というようなことが書いてあったと思うのですが、今私たちが享受しているのはそこに書かれているものだけでなくこういう技術的な試行錯誤の賜物でもあるのですね。

投稿者:kukka55 投稿日時:2017-06-05 12:39:36