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刑務所の読書クラブ の読書会ページ

刑務所の読書クラブ(9784562054657)

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刑務所の読書クラブ

著者:ミキータ・ブロットマン/川添節子

出版社:原書房 (2017年12月18日頃)

ISBN-10:4562054654

ISBN-13:9784562054657

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P.19 の気になるフレーズ

私の専門は文学だ。自分が好きな本について、普通なら知り合うことができない人たちと語り合うことができるという点で、刑務所は魅力的に見えた。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-19 06:10:36

P.28 の気になるフレーズ

グループで話をしたり、私が知識を提供したりすることで、課題の本と作者の歴史的、文化的な文脈は得ることができるが、より理解を深めるためにはひとりで読んで、じっくり考え、独力で判断しなければならない。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-19 06:19:05

P.53 の気になるフレーズ

「最初は、そうだな、五年から七年目くらいまでは、前の暮らしのことを考えるんだ。若ければ、女やセックス、酒を飲んで馬鹿騒ぎってとこだろう。夢に見るのはそういうことだ。だが、七年もたてばそういうことはあまり考えなくなって、今度は友だちとか家族が恋しくなる。とくに誰も訪ねてこなくなったり、本人が老いを感じるようになったらそうなるだろうな。そして、ここでの暮らしが十五年くらいになれば、食べ物が最優先事項になる。ずっとそのことばかりを考えるようになるんだ。夢にも出てくる。ここに長くいる僕のような人間は、テレビで料理番組を見るのを楽しみにしている。もう忘れてしまった料理を思い出すんだ。どんな味だったっけ、ってな」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-20 07:11:11

P.55 の気になるフレーズ

サイドテーブルに突っ伏していたガイがとつぜん顔をあげて、質問した。「こいつら人間を食うんだろ? なんで操舵者を食わなかったんだ?」
(中略)
「ルール違反なんじゃないか」
「ルール? どんな?」
「人喰い族のルールさ」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-21 06:20:49

P.58 の気になるフレーズ

私にとってはこれは人種について書かれた小説ではなく、人間の本性に直面した男と、その経験が男に与えた影響について書かれた小説だ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-21 06:30:51

P.68 の気になるフレーズ

本当に恐れていたのは――心のどこかでわかっていたと思う――自分の答えが月並みでつまらないものだったらどうしよう、ということだった。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-21 06:37:48

P.108 の気になるフレーズ

「読書は生きていることをより強く実感させてくれる。外で働けなくなってから、読書だけがここから離れる手段なんだ。面白い本を読んでいるあいだは、少なくとも頭のなかは刑務所の外にいるから」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-21 06:43:25

P.118 の気になるフレーズ

どこかに兄がいるらしいが、定期的に会いに来てくれるのは叔母だけだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-22 06:18:54

P.137 の気になるフレーズ

「二、三十年前は違ったがな。いまは派閥、ギャング、宗教グループがあって、そういうグループごとの行動規範はあるだろう。人とつきあいを避ける者やどのグループにも属さない者は、まわりに敬意を払ってもらえるようにならなければ、往々にしてひどい扱いを受ける」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-23 06:52:26

P.141 の気になるフレーズ

チャールズは、すでにブラリーはいなかったものの、サン・クエンティン刑務所を実際に体験しているので、客観的に見ることができなかったのあろう。それで、たくさんの間違いがあると指摘しはじめた。食堂も違う。監房も違う。棟の配置も違う。それに中庭も。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-23 07:46:01

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