自宅で参加できる読書会
NO. 00025394 DATE 2024 04 26

ラヴェル の読書会ページ

ラヴェル(9784622073321)

ラヴェル

著者:Echenoz,Jean 関口,涼子,1970-

出版社:みすず書房 (200710)

ISBN-10:4622073323

ISBN-13:9784622073321

意見、感想、コメントなど

投稿一覧に戻る

P.19の気になるフレーズ

これはローマ賞の候補者たちの休憩時間のこと、まだラヴェルが五回続けて落選する前で、彼は課題のカンタータをあまりにも自由奔放に作曲したので、審査員たちは反発し、ラヴェルがたとえ自分たちを古い世代の作家とみなす権利があったとしても、ここまで馬鹿にされては放っておけないといきまいたのだった。

総コメント数:2 投稿日時:2019-08-15 18:10:44

この気になるフレーズへのコメントを書き込む

気になるフレーズへのコメント

1

アバンギャルド

ずっとラヴェルの曲を聴きながらこの本を読んでいます。私はエレクトロニカやテクノ、ヒップホップなど結構幅広いジャンルの音楽を聴きますが、今の音楽に比べても彼の音楽はかなり前衛的だなぁと思います。ラヴェルがローマ大賞に最後に挑戦したのが1905年なので、これは100年以上も前のこと、どんなに時間が経っても「新しい」そんな音楽が反発を招いたのも頷けます。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-08-15 18:10:44

2

コンテスト

漫画『ピアノの森』や小説『蜂蜜と遠雷』も
前衛的なコンテスタントと保守的な審査員との戦い
みたいな構図がありますが、
ラヴェルのように実際にこういう争いがあるんですね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-17 05:26:01