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NO. 00025378 DATE 2024 04 25

ラヴェル の読書会ページ

ラヴェル(9784622073321)

ラヴェル

著者:Echenoz,Jean 関口,涼子,1970-

出版社:みすず書房 (200710)

ISBN-10:4622073323

ISBN-13:9784622073321

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P.80の気になるフレーズ

このところ自分の名声は高まるばかり、いたるところで作品が演奏され、新聞では自分の話しか出ないことをラヴェルはよく知っている。これほどの事態は前代未聞だろう、なにせ『パリ=ソワール』紙の記者が、『高雅で感傷的なワルツ』の作曲者は、あらゆる補助席に意味を与えたことを誇る正統な権利がある、と賞讃の声を上げるにまで至ったのだ。

総コメント数:3 投稿日時:2019-08-22 05:45:53

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気になるフレーズへのコメント

1

『あらゆる補助席に意味を与えたことを誇る正統な権利がある』

これってどういう意味なんでしょうか?
賞讃の言葉なんでしょうが、よくわかりませんでした。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-22 05:45:53

2

私もわからなくて

でも、フランスのオペラハウスやコンサートホールの客席には補助席があるってことなんじゃないかと見当を付けて調べてみました。
やはり、料金が格安の折り畳み式の椅子席があるようで、その席に座っててでも聴く価値があるとか、その補助席も埋まるほど素晴らしい、とかそういう賛辞なのかなと思いました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-08-24 17:22:42

3

賞讃の声の意味

『フランスのオペラハウスやコンサートホールの客席には補助席がある』
おお、なるほど。この発想には至りませんでした。素晴らしい!

『料金が格安の折り畳み式の椅子席があるようで、その席に座っててでも聴く価値があるとか、その補助席も埋まるほど素晴らしい』
自分もそういう意味だと思います。
すっきりしました。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-25 06:28:04