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NO. 00025390 DATE 2024 04 26

ラヴェル の読書会ページ

ラヴェル(9784622073321)

ラヴェル

著者:Echenoz,Jean 関口,涼子,1970-

出版社:みすず書房 (200710)

ISBN-10:4622073323

ISBN-13:9784622073321

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P.84の気になるフレーズ

最終的には、彼女がこの協奏曲を演奏することになる、ラヴェルは自分自身で演奏したいと思い、この曲が求めているヴィルトゥオーゾを得ようとして死にものぐるいになり、テクニックを上げるためにリストやショパンのエチュードを何時間も指が壊れるほど弾いたりしたのだが、それも無駄なことだ。

総コメント数:2 投稿日時:2019-08-25 11:47:54

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気になるフレーズへのコメント

1

ヴィルトゥオーゾとは

演奏の格別な技巧や能力によって達人の域に達した、超一流の演奏家のこと。でも文脈によってはメカニックには長けているが、音楽的感性には劣っている演奏家という意味にもなるそう。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-08-25 11:47:54

2

音楽的な感性≠ヴィルトゥオーゾ

このフレーズを読んだとき、始めラヴェルは作曲家としては優秀だけど、
演奏家としてはそうでもないのかなと思ってしまいましたが、
音楽的な感性という意味では一流の演奏家ですね。

そう言えば、確か『蜂蜜と遠雷』のような小説にも
ヴィルトゥオーゾ的な人物が出てくるけど、
最終的にはあまり評価されていないような。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-26 06:46:26