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書く、読む、生きる 著者:古井 由吉 出版社:草思社 (2020年11月26日頃) ISBN-10:4794224796 ISBN-13:9784794224798
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P.296の気になるフレーズ
十一月二十二日(水)曇り
風もなく冷えこむ。まるでもう年末に感じられる。今回の仕事もしまいのほうにかかっているが、書いているとすすんでいるのかいないのか、わからないようになる。前へ行きながら後ずさりしているような気にもなる。向こう岸が見えてからが遠い。どうしても越せない瀬に感じられるところがある。年のせいでもあるが、しかし考えてみれば、何十年も似たようなことを繰り返してきた。
総コメント数:1 投稿日時:2021-05-04 06:58:24
気になるフレーズへのコメント
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ゴールは遠く感じるけど
「向こう岸が見えてからが遠い。どうしても越せない瀬に感じられるところがある。」 投稿者:goodbook 投稿日時:2021-05-04 06:58:24 |