ナボコフ短篇全集 の読書会ページ
ナボコフ短篇全集 著者:ウラジーミル・ナボコフ/著 諫早勇一/著 出版社:作品社 (20001201) ISBN-10:4878933674 ISBN-13:9784878933677
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P.432の気になるフレーズ
率直に言おう。魂がぐっすり眠りこけているような人間はたくさんいる。逆に、主義や理想を授けられた人間も存在する──信仰や道徳の問題に深く影響を受けている病んだ魂で、感性豊かな芸術家ではないにしろ、魂こそが彼らの鉱山であり、そこに掘り穴をあけて、宗教的良心という削岩機を手にどんどん深く進んでいって、本物の罪や、小さな罪、偽の罪という黒い塵でくらくらしているのである。
総コメント数:1 投稿日時:2019-04-22 14:05:12
気になるフレーズへのコメント
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カラマーゾフの兄弟 このフレーズを読むと、ロシア文学に登場する悩める人物たちが思い浮かびます。 投稿者:kukka55 投稿日時:2019-04-22 14:05:12 |