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バルザック「人間喜劇」セレクション(第7巻) の読書会ページ

バルザック「人間喜劇」セレクション(第7巻)(9784894341555)

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バルザック「人間喜劇」セレクション(第7巻)

著者:オノレ・ド・バルザック/鹿島茂

出版社:藤原書店 (1999年11月)

ISBN-10:4894341557

ISBN-13:9784894341555

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P.321 の気になるフレーズ

息子よ、おまえはカロルを名のることのできる人間なのだ、おまえは身分の低い者との不釣り合いな結婚などによって、一度たりともけがされたことのない純血なのだということを覚えておくのだぞ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-17 06:03:49

P.331 の気になるフレーズ

こうして運悪くヴィクチュルニアンは、パリの放蕩者の世界にひきこまれてしまった。それはド・マルセー、ロンクロール、マクシム・ド・トラーユ、デ・リュポー、ラスティニャック、ヴァンドネス、ダジュダ=ピント、ボードノール、ラ・ロッシュ=ユゴン、マネルヴィルといった連中だ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-18 05:42:59

P.374 の気になるフレーズ

モリエールの数ある栄光のひとつは、ひとつの側面からとはいえ、こうした女性の性質を、『人間嫌い』のなかでセリメーヌという、彼が大理石で彫り上げた最高の彫像のうちに、みごとに描き出したことにある(大理石marbreは「冷たい」「無感動な」という含意をもつ)。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-19 06:57:15

P.378 の気になるフレーズ

三十万フランあれば、二人でヴェネツィアのどこかの屋敷にでも隠れて、しあわせに暮らせばいい、世の中のことなんか忘れて。こうして二人は、まるで小説のような絵空事を語り合うのだった。
翌日ヴィクチュルニアンが三十万フランの手形を作成して、ケレール商会に持参したところ、あっさりと支払ってくれた。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-20 05:39:04

P.441 の気になるフレーズ

シェネルさん、妻が夫の職務や、交友や、仕事に立ち入るほど、夫婦が相和しているのは、フランスだけですのよ。イタリア、イギリス、スペインでは、妻はその名誉にかけても、夫を仕事と格闘させておくのです。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-22 05:38:32

P.466 の気になるフレーズ

こうした気高くも、感嘆すべき献身とは、今日では不可能なものになっている。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-22 05:43:30

P.469 の気になるフレーズ

19世紀の換算レート
1フラン=現在のレートに換算すると約千円
1スー(=二十分の一フラン)=〃五十円
1サンチーム(=百分の一フラン)=〃十円
1エキュ=3フラン=〃三千円
1ルイ=20フラン=〃二万円
1リーヴル=1フラン(リーヴルは年金や公債によく用いる)

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-23 05:36:13

P.482 の気になるフレーズ

『名うてのゴディサール』は、バルザックが一巻の本の分量を補うために出版社に催促されて、「一晩で」書いたと豪語する作品であるが、その意義は大きい。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:20:34

P.487 の気になるフレーズ

由緒ある貴族デグリニョン家は、誇り高い当主をいただいているが、外から見れば、もはや単なる没落貴族にすぎない。この高貴なる星雲は、その一生を終えて、燃え尽きようとしている。しかし千三百年間にわたり純血と矜持とを固持してきた家系の当主に、そんな危機感はうかがうべくもない。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:28:49

P.503 の気になるフレーズ

まさにそのドストエフスキーの先生がバルザックなんですよ。ドストエフスキーは一から十までバルザックに学んで、トルストイもまた先生はバルザックなんです。青木さんはマルクスにも関心をお持ちですが、そのマルクスの先生もバルザックといってもいいくらいです。

総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:33:06

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