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突然ノックの音が(9784105901165)

P.27 の気になるフレーズ

(前略)この理論を推し進めた科学者たちはトルネードを選んだ。(中略)可能性に詳しい科学者たちは、なんらかの弊害の可能性は有益効果の可能性より千倍も高い、とわかっていたからなのだ。(中略)
彼の指が<送信>ボタンを押すと、キーボードの上で眠っていたチョウチョの羽に触れた。チョウチョは羽をバタバタさせた。地球の反対側のどこかで、悪意の風が吹き起りはじめた。

突然ノックの音が(9784105901165)

総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-28 05:23:59

突然ノックの音が(9784105901165)

P.27 の気になるフレーズ

(前略)この理論を推し進めた科学者たちはトルネードを選んだ。(中略)可能性に詳しい科学者たちは、なんらかの弊害の可能性は有益効果の可能性より千倍も高い、とわかっていたからなのだ。(中略)
彼の指が<送信>ボタンを押すと、キーボードの上で眠っていたチョウチョの羽に触れた。チョウチョは羽をバタバタさせた。地球の反対側のどこかで、悪意の風が吹き起りはじめた。

突然ノックの音が(9784105901165)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2018-12-27 11:15:31

ボヴァリー夫人(9784102085011)

P.360 の気になるフレーズ

なにはともあれ、彼女は幸福ではなかった。これまで一度も幸福ではなかった。人生のこの不満はどこからくる? たよりにしているものがまたたくまに虫ばまれるのはなぜ?……しかし、もしもどこかにしっかりした美しい人がいたら、熱情と上品さとにみちた雄々しい気象、天使の姿にやどる詩人の心、天空にむかって哀調おびた祝婚歌をかなでる青銅弦の竪琴に似た心、そういうものがあったら、どうしてそれにめぐりあえぬことがある? いや、とうていだめなこと!わざわざ捜しもとめるねうちのあるものはなに一つありはしない。みんな偽だ。どの微笑にも倦怠のあくびがかくされている。どのよろこびにも呪いが、どの快楽にも嫌悪がかくされている。もっともいい接吻ですら、もっと大きな逸楽へのみたされぬ欲望を唇にのこすばかり。

ボヴァリー夫人(9784102085011)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-27 05:49:36

ボヴァリー夫人(9784102085011)

P.340 の気になるフレーズ

エマは以前よりも夫に愛想がよくなった。落花生クリームをこさえてやったり、夕食後にワルツを弾いたりした。シャルルは自分が世界一のしあわせ者だと思った。

ボヴァリー夫人(9784102085011)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-26 05:44:07

銀河鉄道の父(9784062207508)

P.403 の気になるフレーズ

宮沢賢治。
詩人・童話作家としてのその姓名は、本人の死後、にわかに注目をあびている。
地元岩手はもちろん中央文壇からも賞讃者があいつぎ、わずか一年にして全集刊行のはこびとなった。編纂者には高村光太郎、草野心平というような一流詩人などのほか、流行作家の横光利一までもが名をつらねたのである。

銀河鉄道の父(9784062207508)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-25 05:35:46

銀河鉄道の父(9784062207508)

P.357 の気になるフレーズ

「読書会をひらいたり、近所のわらしゃどをあつめて童話っこを読んでやったり。それに……」

銀河鉄道の父(9784062207508)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-25 05:28:39

銀河鉄道の父(9784062207508)

P.346 の気になるフレーズ

本郷あたりの古本屋では、一冊五十銭で、それも山のように積んで売られているという。

銀河鉄道の父(9784062207508)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-25 05:25:04

銀河鉄道の父(9784062207508)

P.328 の気になるフレーズ

そもそも『春と修羅』という本の題そのものがトシがらみだ。政次郎には、そんな気がしてならなかった。なぜなら「無声慟哭」あたりの詩句から見るに、ことに「修羅」の語が、もうトシのいない世にひとり生きなければならない胸のいたみを示している。

銀河鉄道の父(9784062207508)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-25 05:19:33

銀河鉄道の父(9784062207508)

P.303 の気になるフレーズ

四月八日、日曜日。
県でもっとも読まれる新聞のひとつ「岩手毎日新聞」に、詩と童話が掲載された。(中略)おおけなくも二号活字で、

 心象スケッチ 外輪山

 という詩の題が掲げられ(ただし「スケッチ」の割書は五号)、次に少し小さな字で、

 宮沢賢治

 と誤植なしで作者名が添えられているのを見て、
(とうとう)
 新聞をひろげたまま、腹痛を起こした人のように前かがみになった。

銀河鉄道の父(9784062207508)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-25 05:11:48

ボヴァリー夫人(9784102085011)

P.324 の気になるフレーズ

「ああ、こいつはたぶん、こないだご案内したお客さんのでしょうな。男や女まじりにおどけの好きな陽気なご連中でね、菓子にシャンパンにラッパなどもちこんで、いやはや大さわぎ! なかでも、小っちゃいな髯をはやかした背の高い男まえのお客ときちゃ、ひどくおもしろい人でね。そのお客にほかのみなさんが――おい、なにか話せ……アドルフ……いや、ドドルフ君、とかなんとかしかけて」

ボヴァリー夫人(9784102085011)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2018-12-24 06:56:30

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