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自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?(9784265079025)

P.54 の気になるフレーズ

「自由な時間」ときくと、現代に暮らすわたしたちは、たいてい休暇や余暇を想いうかべる。それは勉強も仕事もしなくていい時間。しばしば、遊びの予定がびっしり詰まっている。
(中略)
しかし、古代ギリシャの哲学者にとっての「自由な時間」は、それとはまったくべつのものだ。
彼らにとっては、「からっぽになる時間」「なにひとつ予定のない時間」であり、あれこれいそがしく動きまわる生活にたいする、深呼吸のようなひとときだ。けっしてなにかべつの予定でうめるための時間ではない。

自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?(9784265079025)

総コメント数:4 投稿者:udonmama0712 投稿日:2018-03-31 10:33:42

自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?(9784265079025)

P.30 の気になるフレーズ

現在の法律では、ボスに命令されて、部下がしぶしぶ犯した犯罪でも、犯人はあくまでも部下で、部下は自分の行動の責任をとらなくてはならない。命じられたことであっても、犯罪を実行したのは部下であり、ボスに拒否しなかったことで、悪事に手をかしたことになるからだ。

自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?(9784265079025)

総コメント数:1 投稿者:udonmama0712 投稿日:2018-03-31 10:25:36

アーダ 上(9784152097101)

P.218 の気になるフレーズ

僕たちが教わっているフランス文学の教授の説では、マルセルとアルベルチーヌの恋愛の描き方にそもそも、哲学的でそれゆえ芸術的な、由々しい欠陥があるというんだ。語り手が同性愛者で、アルベルチーヌのぽっちゃりとした頬は要するにアルベルチーヌのぽっちゃりとした尻だということを、もし読者が知っているとしたら描き方が納得できる。ところが、芸術作品を味わい尽くすために、そういうことだとか、作者の性的嗜好について読者が多少なりとも知っておくことは、前提にもならないし要求もされないとしたら、描き方がチンプンカンプンというわけだ。(中略)作者の汚れ物を調べた洗濯女もどきでないと味わえないような小説なんて、芸術的に見て失敗作だ、というのが教授の結論なのさ。

アーダ 上(9784152097101)

総コメント数:4 投稿者:goodbook 投稿日:2018-03-31 06:46:56

アーダ 下(9784152097118)

P.217 の気になるフレーズ

己を見失いはじめると、彼女は遠ざかりゆく一連のリュセットに対して――鏡の錯視による退行の中で次から次へと伝えてくれと言いながら――死とはつまるところ孤独の無限の断片をより完全に拾い集めたものにすぎないのだ、と教えてやるのがいいと思った。

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-30 09:33:13

アーダ 下(9784152097118)

P.161 の気になるフレーズ

シドラにあるホテルのバルコニーから、支配人に言われるままに目をやると、オレンジ色の日没の航跡がラヴェンダー色の海のさざ波を金魚の鱗に変えていて、(後略)

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-30 09:17:32

アーダ 下(9784152097118)

P.155 の気になるフレーズ

下へ。私の最初は、枯れた雛菊が輻にからまっている乗り物で、私の二番めは、「金」を表す旧マンハッタンの俗語。そして私の全体は穴を開けます。

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-29 17:37:08

アーダ 下(9784152097118)

P.154 の気になるフレーズ

ここでヴァンは、父親が「おまえのお母さんは死んでしまうぞ」という台詞を口にするのではないかと思ったが、さすがにディーモンも賢明でそれは避けて通った。何があろうとマリーナはそれで「死ぬ」ことはない。

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:3 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-29 17:31:26

アーダ 下(9784152097118)

P.146 の気になるフレーズ

つまり、難解な解釈とか、蛾(モス)の背後にある神話(ミス)とか、ボッシュが当時の時代思潮とかくだらんことを表現していると宣う、傑作(マスターピース)を食い物にするマスかき批評家なんかどうでもいい、わしは寓話(アレゴリー)と聞くとグウの音も出ないほどのアレルギー体質だし、ボッシュがただふざけて、ただひたすらに輪郭と色彩のおもしろさから、とりとめもない夢想を交配させたのだと固く信じているし、(後略)

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-29 17:25:45

アーダ 下(9784152097118)

P.120 の気になるフレーズ

比喩とは言葉の夢である。

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-29 17:11:04

アーダ 下(9784152097118)

P.28 の気になるフレーズ

書評子はその中でもヴォールトマンドの作品をうってつけと嗅ぎ当て、「派手に飾り立てられた、凡庸かつ退屈きわまりない難解な寓話であり、実にみごとな隠喩が鏤められているところが他の点ではまったく愚にもつかないこの物語を損ねている」と評した(悲しいかな、狂いのない眼力だ)。

アーダ 下(9784152097118)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2018-03-29 17:06:59

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