あの素晴らしき七年 の読書会ページ
|
あの素晴らしき七年 著者:Kerrett,Etgar,1967- 秋元,孝文,1970- 出版社:新潮社 (201604) ISBN-10:4105901265 ISBN-13:9784105901264
|
意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.50 の気になるフレーズ 第二次大戦中、ぼくの両親が子どもの頃に、そのお父さんお母さんが聞かせるお話は、本の読み聞かせじゃなかった。本がなかったからだ。だから自分たちでお話を作った。自分たちが親になってもぼくの両親はその伝統を守り、ぼくはほんの小さなときからそのことがとても誇らしかった。だってぼくが毎晩聞いているお話はどこのお店にも売っていない、ぼくだけのものだったのだから。 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-02 05:41:52 |
|
P.52 の気になるフレーズ 現実を美化してしまうのではなく、醜さにもっとよい光を当ててその傷だらけの顔のイボや皺のひとつひとつに至るまで愛情や思いやりを抱かせるような、そういう角度を探すのをあきらめない、ということについての何か。 総コメント数:2 投稿日時:2018-08-04 10:57:32 |
|
P.58 の気になるフレーズ
「もう、その話題が出ちゃったから言わせてもらうけど、わたしはレヴには軍隊に行ってほしくないわ」 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-03 05:46:09 |
|
P.58 の気になるフレーズ
ぼくらは自分の命が軍隊に守られている、そういう場所に住んでいる。だから、きみが言っているのは、ほかの家の子どもに軍隊に入ってもらって命を犠牲にさせながら自分の子であるレヴには危険を冒させず、現実が要求している義務を担わせないってことなんだよ」(中略) 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-04 11:08:56 |
|
P.71 の気になるフレーズ 軍のアンテナに頭と鷲の翼をつけて巨大なトーテムポールにしてしまい、「イスラエル国防軍兵士にふさわしくない行為」のために裁判にかけられて有罪になったとき、ぼくと姉さんは兄さんが投獄されている遠くネゲヴの基地にこっそり忍び込んだ。 総コメント数:2 投稿日時:2018-08-04 11:18:41 |
|
P.77 の気になるフレーズ かんしゃくを起こす様子からはタクシーの運転手に向いており、(後略) 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-04 05:12:16 |
|
P.85 の気になるフレーズ 何も言わないまま、じっとレヴを見つめ、長ーい一瞬ののちに、こう囁いた。「本当だとも、ぼく、悪かったな」 総コメント数:3 投稿日時:2018-08-04 05:19:47 |
|
P.86 の気になるフレーズ 十九年前、ブネイ・ブラクの小さな結婚式場でぼくの姉は死んだ。そして今ではエルサレムでももっとも正統派ユダヤ教色の濃い地域に住んでいる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-04 05:25:20 |
|
P.114 の気になるフレーズ 作家は読者より少しも優れてはいないし、ときには読者よりはるかに劣る、そしてそうあるべきなのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-07 05:04:38 |
|
P.121 の気になるフレーズ 「ぼくは降りない」と、ぼくとヒゲの件がこの飛行機満杯の乗客を足止めしているんですよと告げに来たキャビンアテンダントに向かって宣言した。「今すぐ当機から降りてください」と彼女は冷たい声で言う。「従っていただけない場合には警備員を呼ぶことになりますよ」 総コメント数:1 投稿日時:2018-08-07 05:18:32 |