刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら の読書会ページ
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刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら 著者:Brottman,Mikita,1966- 川添,節子 出版社:原書房 (201712) ISBN-10:4562054654 ISBN-13:9784562054657
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.150 の気になるフレーズ シグは死刑判決を受け、死刑囚としてしばらくすごしたが、のちに仮釈放なしの終身刑に減刑された。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-24 06:03:19 |
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P.160 の気になるフレーズ 私が気に入ったにはストーリーではなく、その言葉だった。言葉の重み、流れ、リズムに、私は意味がわからないのに魅了された。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-24 06:09:12 |
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P.168 の気になるフレーズ 勘違いというのは、往々にしてそのとき自分が必要としているものを与えてくれる。行かなくてはならない場所にたどりつけるように手助けしてくれると言ったらいいだろうか。おそらく、無意識のうちに自分の目的に合わせて読み違えているのだろう。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-24 06:15:07 |
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P.174 の気になるフレーズ 懲罰房換金に使われる監房は、ふたりを収容できる広さがあるが、たいていはひとりで入れられ、これが罰となる。ひとりになるのは気分転換になってよさそうだと思うかもしれないが、実際には、つねにそばに人がいる規則的な生活に慣れた受刑者にとっては、とつぜんの孤独は精神的な苦痛になる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-24 06:20:43 |
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P.193 の気になるフレーズ この一年あまりで、ドナルドを頼りにするようになっていた。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-26 07:41:41 |
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P.195 の気になるフレーズ
シグは博士のもうひとつの人格、ハイド氏の外見が意外だったと言う。もっと大男だと思っていたそうだ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-26 07:42:48 |
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P.200 の気になるフレーズ 「人は素顔のときは本音を語らない。仮面を与えよ。そうすれば真実を語るだろう」 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-26 07:43:53 |
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P.229 の気になるフレーズ あるとき彼は電車に乗り、車両の連結部分にいた。当時はそこで煙草が喫えたからだ。何の気なしに眺めていると、非常警報器が目に入った。赤いコードが天井のほうに延びている。彼はそれを引っ張ってみたくなった。このあとに覚えているのは、電車が盛大な音を立てて急停車したこと、それから通路の奥から車掌がホイッスルを鳴らしながら一目散に駆けてきたことだった。友人はなぜこんなことをしたのかわからないと言いながら、平身低頭して謝ったところ、驚いたことに、許してもらうことができたという(おそらく車掌と知り合いだったのだろう)。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-27 05:55:31 |
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P.230 の気になるフレーズ 不思議なことに、ほかの長期受刑者もそうなのだが、彼はジェサップ刑務所に限らず、どこの刑務所でも、手ぬるくなった今より昔のほうがよかったという。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-27 07:53:39 |
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P.232 の気になるフレーズ 重警備刑務所に来てこんなに笑うことになるとは思いもしなかったが、私は子どものとき以来というくらい笑っている。下品に鼻を鳴らしたり、思わず吹き出したり、お腹が痛くなるまで笑ったりするのは、相当久しぶりだ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-03-27 07:57:08 |