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NO. 00027701 DATE 2025 05 12

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら の読書会ページ

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら(9784562054657)

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら

著者:Brottman,Mikita,1966- 川添,節子

出版社:原書房 (201712)

ISBN-10:4562054654

ISBN-13:9784562054657

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P.249 の気になるフレーズ

「グレーゴルはある意味、ふだんから虫のグレーゴルだったんじゃないかな」シグは言った。「働きアリみたいに。ただひたすら集団のために働くやつだよ。グレーゴルには個人としての人格がなかった。たぶん昔はあったんだろうけど、押しつぶされちゃったんだろう」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-28 05:45:50

P.254 の気になるフレーズ

受刑者のなかには、ペットを溺愛しているが、子どもはいないし、ほしくもないという私を無情で冷たい人間だと見る者もいる。一方、私のほうは、幸せな家族という彼らの陳腐なイメージをからかう。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-28 05:51:41

P.275 の気になるフレーズ

「わかった、俺が教えてやろう。ここには、ハンバートみたいなやつに人生をめちゃくちゃにされた親族や恋人がいるっていうやつがたくさんいるからだよ。俺もこの本を読むのはつらかった。俺には娘が三人いる。娘がいると心配ごとが絶えないもんなんだよ」

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-28 05:56:42

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