読書と読者 : 読書、図書館、コミュニティについての研究成果 続 の読書会ページ
|
読書と読者 : 読書、図書館、コミュニティについての研究成果 続 著者:Ross,CatherineSheldrick McKechnie,Lynne Rothbauer,PauletteM ほか 出版社:日本図書館協会 (201910) ISBN-10:4820419064 ISBN-13:9784820419068
|
意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.192 の気になるフレーズ 読者はこの読書現象を共有するために、オンラインや対面でのファン活動に参加する必要はない。他のファンと結びつくための唯一の要件は、物語になじんでいることである。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-20 06:03:39 |
|
P.231 の気になるフレーズ 読書は他者と結びつく手段であるが、同時に「自分自身との対話」でもある。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-23 05:18:35 |
|
P.244 の気になるフレーズ ドロシアの年齢のときに『ミドルマーチ』を読むと、ミードはロシアの間違った希望が理解できた。それはずっと年上のカソーボンと結婚して、偉大な学者の助け手となるという希望であった。ミードが30歳で読んだとき、カソーボンを「軽蔑すべきいやな」人間と見なした。しかし、カソーボンの年齢になったときに読むと、「悲しい、誇り高い、ひからびた男にやさしい親近感」(163)を感じたのである。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-27 06:06:32 |
|
P.264 の気になるフレーズ ジョン・スチュアート・ミルは『自由論』(1859)でミルトンの考えを発展させ、真理は「塵も熱もある」自由な討論のやりとりから出現し、討論を通して意見が試され、修正され、洗練されるとした。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-29 06:14:08 |
|
P.278 の気になるフレーズ 英国のブックトラスト調査(2013,30)によると、人びとに本の選択に使うさまざまな戦略をすべて確認してほしいと頼んだところ、首位(40パーセント)は「本のジャケット」で、以下「友人からの薦め」(33パーセント)、「家族の薦め」(23パーセント)、「ウェブサイトの書評」(9パーセント)であった。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-29 06:21:28 |
|
P.309 の気になるフレーズ 今日、ほとんどすべての主要なテクスト関連の先導的な事業は、共有についての3つの重複する概念で構成されている。すなわち共通性、移転性、それに社会性である。私たちは自分が読んでいるものと同じものを、他者が読むのを欲している(共通性)。私たちは自分が読んでいるものを他者に送付できることを欲している(移転性)。私たちは自分が読んでいるものについて、他者と話せることを願っている(社会性)。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-05 06:26:27 |
|
P.318 の気になるフレーズ ……ブッククラブについて極度にわずらわしいと思うことの1つは、本の裏表紙に示されている「討論のための質問」だ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-05 06:38:51 |
|
P.320 の気になるフレーズ しかしながら読書グループは群れに追従しないことにも自負心を持っており、ほとんど知られていない逸品を選ぶ場合も多い。(中略)英国の調査で読書グループが取り上げてた1,160点の内、882点76パーセントは1つだけの読書グループが取り上げていた。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-05 06:47:52 |
|
P.320 の気になるフレーズ 「ブッククラブ用」図書として知られる新しいカテゴリーが生じてきた。このカテゴリーの図書に共通するのは以下の2点に限られる。まず読者が気に掛ける登場人物が少なくとも1人いる。次に討論を生じさせる。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-05 06:59:45 |
|
P.321 の気になるフレーズ 読書グループの会員は、図書についての討論の最大の楽しみは、図書にたいする他者の経験が自分の経験といかに大きく異なるかということの発見であり、それは繰り返し生じると述べる。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-05 07:05:17 |