金融小説名篇集 の読書会ページ
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金融小説名篇集 著者:Balzac,Honoréde,1799-1850 吉田,典子,1953- 宮下,志朗,1947- ほか 出版社:藤原書店 (199911) ISBN-10:4894341557 ISBN-13:9784894341555
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.321 の気になるフレーズ 息子よ、おまえはカロルを名のることのできる人間なのだ、おまえは身分の低い者との不釣り合いな結婚などによって、一度たりともけがされたことのない純血なのだということを覚えておくのだぞ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-17 06:03:49 |
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P.331 の気になるフレーズ こうして運悪くヴィクチュルニアンは、パリの放蕩者の世界にひきこまれてしまった。それはド・マルセー、ロンクロール、マクシム・ド・トラーユ、デ・リュポー、ラスティニャック、ヴァンドネス、ダジュダ=ピント、ボードノール、ラ・ロッシュ=ユゴン、マネルヴィルといった連中だ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-18 05:42:59 |
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P.374 の気になるフレーズ モリエールの数ある栄光のひとつは、ひとつの側面からとはいえ、こうした女性の性質を、『人間嫌い』のなかでセリメーヌという、彼が大理石で彫り上げた最高の彫像のうちに、みごとに描き出したことにある(大理石marbreは「冷たい」「無感動な」という含意をもつ)。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-19 06:57:15 |
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P.378 の気になるフレーズ
三十万フランあれば、二人でヴェネツィアのどこかの屋敷にでも隠れて、しあわせに暮らせばいい、世の中のことなんか忘れて。こうして二人は、まるで小説のような絵空事を語り合うのだった。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-20 05:39:04 |
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P.441 の気になるフレーズ シェネルさん、妻が夫の職務や、交友や、仕事に立ち入るほど、夫婦が相和しているのは、フランスだけですのよ。イタリア、イギリス、スペインでは、妻はその名誉にかけても、夫を仕事と格闘させておくのです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-22 05:38:32 |
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P.466 の気になるフレーズ こうした気高くも、感嘆すべき献身とは、今日では不可能なものになっている。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-22 05:43:30 |
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P.469 の気になるフレーズ
19世紀の換算レート 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-23 05:36:13 |
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P.482 の気になるフレーズ 『名うてのゴディサール』は、バルザックが一巻の本の分量を補うために出版社に催促されて、「一晩で」書いたと豪語する作品であるが、その意義は大きい。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:20:34 |
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P.487 の気になるフレーズ 由緒ある貴族デグリニョン家は、誇り高い当主をいただいているが、外から見れば、もはや単なる没落貴族にすぎない。この高貴なる星雲は、その一生を終えて、燃え尽きようとしている。しかし千三百年間にわたり純血と矜持とを固持してきた家系の当主に、そんな危機感はうかがうべくもない。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:28:49 |
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P.503 の気になるフレーズ まさにそのドストエフスキーの先生がバルザックなんですよ。ドストエフスキーは一から十までバルザックに学んで、トルストイもまた先生はバルザックなんです。青木さんはマルクスにも関心をお持ちですが、そのマルクスの先生もバルザックといってもいいくらいです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-24 05:33:06 |