トム・ジョウンズ 1 の読書会ページ
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トム・ジョウンズ 1 著者:フィールディング‖ヘンリー 朱牟田‖夏雄 出版社:岩波書店 (1975) ISBN-10:4003221117 ISBN-13:9784003221112
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気になるフレーズの投稿一覧
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P.257 の気になるフレーズ 賢者は人生を須臾(しゅゆ)の間と見たが、我々も一生をただ一日と観ずることは許されるはず。私はいわば人生の夕方を迎えてこの世をおいとまするわけだが、若死する人たちだってわずか数時間の差にすぎない。そう考えれば嘆くにはあたらないし、たいがいの場合はその数時間が労苦困憊の数時間なのだ。 総コメント数:2 投稿日時:2017-06-07 21:20:59 |
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P.258 の気になるフレーズ 鼻の先にせまった死はいかに巨大に恐ろしく見えようとも、人はちょっとでも離れては死を見得ないのだ。死の危険を感ずると身も世もなくうろたえ怯えるが、死の恐怖が心から払拭されればそのとたんにケロリと心配を忘れる。がしょせん死を免れた者は無罪放免ではない。ただ執行猶予だけ、それも短期間の執行猶予なのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-06-07 21:28:49 |
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