トム・ジョウンズ 1 の読書会ページ
トム・ジョウンズ 1 著者:フィールディング‖ヘンリー 朱牟田‖夏雄 出版社:岩波書店 (1975) ISBN-10:4003221117 ISBN-13:9784003221112
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P.258の気になるフレーズ
鼻の先にせまった死はいかに巨大に恐ろしく見えようとも、人はちょっとでも離れては死を見得ないのだ。死の危険を感ずると身も世もなくうろたえ怯えるが、死の恐怖が心から払拭されればそのとたんにケロリと心配を忘れる。がしょせん死を免れた者は無罪放免ではない。ただ執行猶予だけ、それも短期間の執行猶予なのだ。
総コメント数:1 投稿日時:2017-06-07 21:28:49
気になるフレーズへのコメント
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悲しんだり悩んだりしてると勿体ないですよね。 「嵐が丘」とかもそうですが、18,19世紀時代の小説を読んでいると登場人物が結構簡単に亡くなりますよね。だからこそのフレーズなのかも知れませんが、なんか頷けるなぁ…と思いました。 投稿者:kukka55 投稿日時:2017-06-07 21:28:49 |