現代語訳蜻蛉日記 の読書会ページ
現代語訳蜻蛉日記 著者:藤原道綱母,平安時代 室生,犀星,1889-1962 出版社:岩波書店 (201308) ISBN-10:4006022255 ISBN-13:9784006022259
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意見、感想、コメントなど
P.139の気になるフレーズ
「気分が悪いので、御返事できません」
と言ってやらせて、あきらめていたら、平気な顔をしてやって来られた。あきれていると、何のこだわりもなく戯れかかるので、憎らしくなって、長い年月辛抱していたことを言い出すと、なんとも一言も返事をしないで空寝入りしている。聞きながら寝入ったのが、ふと目をさましたふりをして、
「どうしたの、もう寝たのかね」
と笑って言い、きまりが悪いほどふざけるが、私は木のようにおし黙っていたので、朝早くものも言わないで帰って行った。
総コメント数:2 投稿日時:2019-06-21 16:56:17
気になるフレーズへのコメント
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何百年前の作品とは思えない 薄情なところもあるけれど、どこか憎めない夫の兼家。一途だけど素直になれない筆者の女性。お互い心底は愛想を尽かすことが出来ないのは、自分と全く違う相手に心惹かれている部分があるからかな 投稿者:kukka55 投稿日時:2019-06-21 16:56:17 |
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プレイボーイ
兼家はなんかすごいですね。 投稿者:goodbook 投稿日時:2019-06-22 07:16:13 |