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NO. 00000602 DATE 2019 08 19

形象と時間 : 美的時間論序説 の読書会ページ

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

形象と時間 : 美的時間論序説

著者:谷川渥/著

出版社:講談社 (1998-02)

ISBN-10:4061593188

ISBN-13:9784061593183

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P.97の気になるフレーズ

けれども私の頭脳の中には、特殊な運動が発生したように思えた。いかなる言葉をもってしても、単なる人知には、その漠然たる概念さえ伝えられないような特殊な運動だ。それを心の振動と名づけることにしよう。それは、人間の時間に関する抽象的観念の精神的な具体化だった。この運動の──あるいはこのような運動の──絶対な均等によって、天体の周期さえ調整されていたのだった。それの助けをかりて私は、暖炉棚の上の置時計や、ベッドを取り巻いている人たちの腕時計の不揃いを測定したのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-12 19:12:12

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気になるフレーズへのコメント

1

『モノスとウナの対話』より

今際の際にいる人が、集まっている家族やその部屋の時計の狂いを測定しているなんて。どうしてこんな事を思い付くんだろう。ポオに影響を受けた作家は多いと、何かで読んだことがありますが、確かにかなりユニークだなと思います。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-08-12 19:12:12