ヒッグス = Higgs Boson : 宇宙の最果ての粒子 の読書会ページ
ヒッグス = Higgs Boson : 宇宙の最果ての粒子 著者:Carroll,SeanM.,1966- 谷本,真幸,1969- 出版社:講談社 (201310) ISBN-10:4062186071 ISBN-13:9784062186070
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P.106の気になるフレーズ
一九七八年のこと、ソ連のアナトーリ・ブゴルスキーという名の不幸な科学者が、高エネルギー粒子のビームを実際に顔に当てた(中略)ビームに当たってもブゴルスキーは即死するようなことはなく、実際、現在でも生存している。ブゴルスキーは事故について後に、「閃光を見た」と証言し、その明るさは「一〇〇〇個の太陽より明るかった」と語っている。しかし伝えられるところによると、痛みは感じなかったという。放射線による激しい瘢痕、左耳聴力喪失、左顔面麻痺などを負い、今でも時としてけいれんが出ることがある。しかし目立った精神障害はなく、事故後も研究を続けて博士課程を修了し、その後も数年間、その加速器施設で研究者として働いた。
総コメント数:1 投稿日時:2015-11-07 11:32:14
気になるフレーズへのコメント
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高エネルギー粒子のビームを浴びたら
人類にとって貴重な体験とはいえるかもしれませんが、 投稿者:goodbook 投稿日時:2015-11-07 11:32:14 |