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NO. 00021530 DATE 2020 02 25

ヒッグス 宇宙の最果ての粒子 の読書会ページ

ヒッグス 宇宙の最果ての粒子(9784062186070)

ヒッグス 宇宙の最果ての粒子

著者:ショーン・キャロル/著 谷本真幸/翻訳

出版社:講談社 (20131002)

ISBN-10:4062186071

ISBN-13:9784062186070

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P.122の気になるフレーズ

LHCの実験における検出器内の条件は、かなり極端なものとなる。各ビームにはバンチが約一四〇〇個含まれ、反対方向に運動するバンチどうしが検出器内で一秒感に約二〇〇〇万回交差する。各バンチには一〇〇〇億個を超える陽子が含まれているので、多くの陽子が相互作用可能な状態になることになる。しかし、バンチはかなり細いとはいえ(直径およそ一〇〇分の一ミリ)、まだ陽子の大きさと比べると相当大きく、バンチ内の空間は実際はすかすかだ。バンチどうしが一回交差しても、各バンチに含まれる一〇〇〇億個を超える陽子のうち、相互作用するものは二〇かそこらしかない。
とはいえ、二〇回の相互作用でもかなり多い。二つの陽子が衝突すると、およそ一〇〇個ものハドロンが一度に飛び散るきたない事象が高頻度で発生し、そのため、いわゆる「多重事象(パイルアップ)」の危険性が生じる。

総コメント数:1 投稿日時:2015-11-08 06:58:12

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気になるフレーズへのコメント

1

素粒子実験の難しさ

「一〇〇〇億の内、二〇」、かなり少ないように感じますが、
実験家の人から見たら、無駄な事象が起こりすぎて多すぎるのですね。
陽子を増やせば無駄な事象が多く起こり、減らせば衝突しない。
この辺の加減は難しそうです。

投稿者:goodbook 投稿日時:2015-11-08 06:58:12